So-net無料ブログ作成
検索選択

春画の芸術性が高いのはわかるけど、わいせつでしょ、どう考えても [ニュース読んでみて]

10月18日の日刊スポーツ、「若い女性が行列…18禁「春画展」芸術かわいせつか」という記事です。

「18歳未満入場禁止」の「春画展」のお話です。会場の「永青文庫」(文京区目白台)には、若い女性が行列をなしているそうですよ。なんでも、来場者の半分は女性なんだとか。

記事をざっくりまとめるとこんなかんじ。

春画展は、国内外の博物館や個人コレクターが所蔵する名作133点を展示。
鎌倉から江戸時代まで、1点ものの肉筆画から高度な技術を使った木版画まで。
鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎ら日本史の教科書に出てくる浮世絵師たちの作品が並んでいるそうです。

これまで、個別の作品展の中での展示はあったが、春画そのものをテーマにした展覧会は国内初。5月の開催発表に、細川護煕元首相が登場し話題となった。「タブーは破っていかなければ。義侠心(ぎきょうしん)で引き受けた」と、自身が理事長を務める永青文庫を会場に提供したそうです。

2013年に大英博物館(ロンドン)で「春画 日本美術と性のたしなみ」が開催され、春画のユーモラスな発想と高い芸術性が海外で高く評価され、日本への「里帰り」展を模索したのが始まりだったとか。

とはいえ、いろいろ難航したそうですが(笑)難航の例としては、こんなかんじ。

難航その①会場探しが難航
・航実行委員の浦上満氏(浦上蒼穹堂店主)によると、20カ所以上の美術館に断られた。
・商業施設は子どもの目を気にした。
・いずれもイメージの悪化を恐れ、「趣旨には賛同してくれるが、組織として協力してもらえるところがなかった」。

難航その②資金スポンサー獲得で難航
・スポンサー獲得できず
・実行委員2人の個人的負担と独自に設けた寄付サイトで資金を募った
・結果、「億を超える」費用にめどをつけ、開催にこぎ着けた。

難航その③わいせつ罪関連で難航
・春画は、性器部分が露骨に描かれていることもあり刑法175条の「わいせつ」物にあたる懸念がある
・春画はかつて、「江戸のポルノグラフィー」的な固定観念もあり、公にすることがタブー視されてきた
・「春画は芸術作品だからわいせつに当たらない」のかというと、そう単純でもない。春画のわいせつ性について、正面から司法が判断した例がないから
・性器部分が露出しているかどうかが、「わいせつ」判断の基準になっていると誤解されがちだが、実はそうではない。
・性器部分に処理がされていたとしても、全体として「わいせつ」と認められることもあり得る
・逆に春画のように性器部分が露出していても、「わいせつ」に当たらない場合もあるという
・わいせつの線引きを明確にしないのは、当局の考えも反映されている
・線引きをせずに、いつ出るか分からない「伝家の宝刀」だからこそ抑止になるという。
・要するに裁判官の主観にわいせつかどうかは判断されるので、「わいせつは『裁判官の頭の中にある』」とも言われるとか

それでもこんな意義があるから、頑張って開催したんですって。
・そもそも春画とは、人が愛を交わす様子を描いた絵画で、枕絵、笑い絵とも呼ばれた。
・初期は手描き肉筆の1点もので、当時の技術の粋を尽くした
・上流の武家が、有名な浮世絵師に描いてもらっていた嗜好(しこう)品。戦いの際にはお守りにもした。
・江戸時代になると、版画で一般にも広がり、子孫繁栄の縁起物として嫁入り道具にもなった
・西洋医学書のパロディーなどもあり、江戸文化を知る貴重な資料でもある
・展覧会のキャッチコピーに「世界が、先に驚いた」。大英博物館で先に春画が芸術として高い評価を得たことで、芸術に対する後進性をやゆしたともとれる。
・実行委員の浦上氏は「春画は、写実的に模写したわけではなく、デフォルメされることが多い。いわば心象風景を描いたファンタジー。クールジャパンの代表ですよ」

ただまぁ、一応警視庁にも事前に相談した上で、年齢制限を設けたそうです。浦上氏は「個別の作品に対する(わいせつの)判断は求めなかったが、『やり過ぎないように』との忠告があった」と明かしたそうなんですけど。


・・・うーん。
あの、身もふたもないこと言いますけど、わいせつでしょ、春画。完全に。

記事の中にある、歴史的価値があります!とか、クールジャパンです!とか、これはわいせつではありません!芸術です!と、いう論調にはなんとなく違和感を覚えます。

や、わいせつでしょうよ、春画。記事の中にも、嗜好品って書いちゃってるもんな(笑)それは、もう、アレじゃないですか。一人用じゃないですか(笑)戦いの最中はなかなか二人ではできないから、一人用じゃないですか。わいせつの中にも、芸術性の高いものと低いものがある、というのは分かるけど。
わいせつか、芸術か、という二元論でどっちかに収めようとするのは気持ち悪いなぁ、と思うのです。

この、わいせつか、芸術か、の争いって、なんかに似てるなぁ、と思ったら、あれだ、ファン同士の争い。

例えばサッカーでいえば、昔からのサッカーファンの俺と、ワールドカップの時だけ盛り上がるにわかと一緒にしてほしくない!とか。
バンドでいえば、インディーズのころから追っかけてたのに、メジャーデビューしてからのファンと一緒にしてほしくない!とか。

一部のあまりにもマナーの悪いファンは別として、興味ない人間からしたら、別にどっちでもいいんじゃねーの、みたいなね(笑)


ファン同士の争いに春画を当てはめると、春画は江戸時代の生活がわかり、かつ芸術性も高いわいせつなのだから、昨今のAVとか、風俗みたいな、低俗なわいせつと一緒にしてほしくない!みたいな。かんじがしてしまうな、俺からすると。


わいせつはわいせつとしてくくっちゃってさぁ、芸術性高いです、当時の文化も分かるから歴史的資料としても興味深いです、でもわいせつだから分別のある大人が見に来てね、ってことでかまわないのでは?
年齢制限作って、入場制限してやる分にはどうってことないと思いますけどね。

春画の芸術性がいくら高いからって、これは、わいせつ要素はない、芸術だ!ってことになっちゃえば、道路かなんかにどかーん!と飾っちゃってもいいことになるでしょ。それはちょっと違う気がするんだよなぁ。


わいせつじゃなくて芸術だ!って言い方をするから、じゃぁどこまでが芸術なんだ、みたいな話になるわけで。
わいせつはわいせつとして認めてしまえば、その先、作品ごとの芸術性の話になって、もうちょっと建設的な議論がしやすくなるんでないかなぁ、と思います。
「わいせつな芸術」ってジャンルを作ってしまえば?


わいせつって言葉がよくないのかな。犯罪の臭いがするもんね、わいせつ。


わいせつか、芸術か、という話にするから無理がでるんであって、両方を内包するもの、として扱えばいいんでないの、と思った、という話でした。

はーぁ、寝よ。

comic1.png

もしこのブログ、ってか4コマに興味持ってもらえたら、ぜひ4コマのキャラのプロフィール見てみてください!
http://yurinti.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305355943-1
あの、彼らを好きになってもらえるととてもうれしいです。

スポンサーリンク





nice!(74)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 74

コメント 7

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

ご訪問とniceありがとうございます。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-10-21 23:04) 

タッチおじさん

身も心も健康ならエロでもいいじゃん!
なぜ否定する?

by タッチおじさん (2015-10-22 12:29) 

アニ

はじめましてアニと申します。
先日は訪問&nice!ありがとうございました。
これからお邪魔させていただきますので
どうぞよろしくお願いいたします^^
by アニ (2015-10-24 15:51) 

ニッキー

ご訪問&niceありがとうございます^^
鼻血をを出してる時点でエロのような気が^^;
by ニッキー (2015-10-26 15:35) 

ゆうりんちい

みなさんコメントありがとうございます!
わいせつと芸術、機械のようにオン・オフ切り替えるようにみられるもんじゃない。
芸術だと思いながらもわいせつを感じてしまうことはあるし、わいせつを求めてたはずなのに芸術を感じることだってある、というメッセージを込めました!

まぁ、4コマの3人は完全にエロを求めてますが(笑)
by ゆうりんちい (2015-10-26 23:18) 

通りすがり

初めまして、検索から辿り着きました。
私は貴方の言う通りだと思います。
春画にはレイプ、輪姦などの犯罪を表現した作品も多数ありますから、必ずしも男女の「愛」を表現しているわけではありませんね。春画と一括りに言っても内容は様々ですから「愛」の春画だけを選別すればまた話も変わるかもしれませんが、それ以前の問題ですね。

by 通りすがり (2017-01-28 01:11) 

ゆうりんちい

通りすがりさん、コメントありがとうございます!

春画には詳しくないですが、そーゆーのもあるんですね。今のAVとかと変わらんな・・・(笑)
江戸時代の、春画の分類のしかたなんかを調べるのも面白そうな感じがしますね~~
by ゆうりんちい (2017-02-02 23:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: